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第10回 知覧フォー・ユー研修さくら祭り

毎年知覧で開催されている、2日間に渡って日本の過去とこれからの未来を学び考える研修に初めて参加してきました。

今年のテーマは「未来」

1日目の研修は若き特攻隊員さん達がどんな思いを残しながら散っていったのか、その真実を知り、その上で「自分はどう生きるのか」という事をそれぞれ考え、実践していく決意をするという内容。
当時 軍の指定食堂だった「富屋食堂」の女将 鳥濱トメさん(特攻隊員の若者達から母親のように慕われた人物)から伝えられた真実を語り継ぐ「ホタル館富屋食堂」館長の鳥濱明久さん(鳥濱トメさんの孫)による講演からの話を聞く事から始まり、その後「知覧特攻平和会館」を見学して実際に特攻隊員さん達が残した手紙や遺品(実物が展示されている)を観て、より深く当時の事に理解を深める。
以前にも一度来た事がある「知覧特攻平和会館」。
前回に来た時はまだ結婚前で子供もいなかった事もあるかもしれませんが、鳥濱明久さんの話を聞いてから見学するとまた違って感じられました。
「特攻隊員は喜んで死んで行ったんじゃない、皆怖がってたんだよ」と教えてくださった鳥濱さん。
この研修で学ぶ(というよりは気付く)のは「誰かの為に何かをするという精神」
パッと見「偽善」「きれいごと」という意見が来そうな言葉だけど、自分の周りでも実はこういう気持ちって持ってる人たくさんいるよね! と思います。
「母を想って粋がった文章の手紙」
「妻を想って子供に宛てた手紙」
「日本の未来を想って記した辞世の句」
様々な思いが書かれた手紙の数々を見るにつれ、自分の中で動く感情が抑えられずに涙となって溢れる。
まだ二十歳前後の若者が書いた手紙とは思えない程の深い愛情と高い教養を感じさせる文章に、いかに当時の状況が緊迫したものであったのかを感じ取れます。
その上でなお、日本の未来や大切な人を思いやる気遣いと願いが込められた手紙。
自分の持てる全てを記すという事はこういう事なのだろうか、と思うと共に、自分なら・・・という疑問に出る答えの遥か上をゆく文章に、また自分の ”今” と ”今後” を考えさせられます。
「誰かを想って何かをする」という行動がここには存在したということ。
「国の為」とは「この国に暮らす生きている全ての人の為」という事であり、それはすなわち自分が愛した人達を、自分が居なくなった後に幸せにしてくれる人であるという事を、残りわずかな時間の中で理解したような、あまりにも悲しくて素晴らしい愛情なんだと感じました。
その精神を少しでも自分の人生に持てるように。

「誰かの為に何かをするという精神 = For You」

初日の夜は参加者全員でお花見バーベキュー。
初対面の人との交流はやはりこれに限ります。

sakuramatsuri2016_01
お酒を交わしながら「初めまして〜」、そこからお互いの共通点を探しながら仲を深める。
続いて、若くして命を落としていった特攻隊員さん達への哀悼の意を表して、参加者全員での献杯
また続くBBQ。
お腹いっぱい胸いっぱい。
知覧の夜桜は最高でした。

2日目は「さくらまつり未来会議2016」というタイトルでそれぞれの未来を考える日。
講演で一番私に響いたのは、”あの”吉本興業で”あの伝説の” 横山やすしさんのマネージャーをされていたという大谷由里子さん。(天然素材も手がけた人!)
テンポよく笑いを交えた講演は今まで聞いたどの講演よりも素晴らしいものでした。
その他の講演もどれも素晴らしい内容ばかりで、すごく為になりました。
その上で自分自身が描く自分の「未来」

スタジオSOUNDBIRD オープンからはや2ヶ月半、自分の「未来」に向けた、新たなスタートです。

最後に、この機会を与えてくれた妻に、そしてこのようなステージを作ってくださった永松茂久さん、講師の先生方、”さくらまつり”で出会えた方々、スタッフのみなさんに感謝します。
hinataya20160331

さくらまつり翌日31日に福岡大名の「陽なた家」でアフター未来会議☆
スタッフのみなさんは「おかえりなさ〜い!」と元気に迎えてくれました。

IMG_3289
左から、一条みすずちゃん、福島メンバー(笹原ひろみちゃん、賀澤信之さん)、holoholo(鳥越邦生、Shieしー、)と一緒に♪

☆4月7日(木)スタジオ SOUNDBIRD 無料開放 night 開催☆

スタジオSOUNDBIRD 無料開放!!

誰でも参加できます。

詳しくは上記リンクより☆

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