「ギターってさぁ、ほんと
チューニング合わない楽器だよね～」
そんなことを言う人が
たくさんいますよね。
でも、
『なぜ合わないのか？』
について
きちんと説明できる人を
あなたは知っていますか？
今回は
なぜギターのチューニングが
合わないのか？について
のお話です。
今回のテーマは
ギターのチューニングは
なぜ合わないと言われているのか？
について解説します。
これまでいろんな人から
「ギターはチューニングが
合わない楽器なんだ」
という話を聞かされました。
実際に僕も
ある時からずっとこの事について
悩んだ時期がけっこうありました。
この問題については
いろんな人がいろんな意見を
展開していますが、
正直なところ、
『ちゃんと理解して
説明できる人は一人もいません！！』
ではなぜ、
こういう事になるのでしょうか？
それはズバリ！
中途半端な知識と音感
が問題だったんです。
まずは、なぜ
ギターのチューニングが
合わないのか？
その答えからいきます！
ギターのチューニングが
合わない理由には大きく
２つの理由があります。
それは・・・
チューニングの仕方が
間違っているから！
純正律と平均律の違いを
ちゃんと理解していないから！
この２つの理由です。
ギターのチューニングが
合わないという現象は、
ギターの機能的な問題と
演奏者の勘違いが合わさって
起きていたんです！
では、
なぜそのような現象が起きるのか、
詳しく説明していきます。
まず、
”チューニングの仕方が間違っている”
という問題について。
この問題を理解するために
知っておかないといけないのが、
『純正律と平均律』
というものです。
『純正律』とは
”倍音(ハーモニクス)” から
導き出された音階のことで、
音の振動数の比率が、
”２：３”
”４：５”
のように、
簡単な数の比である音程
なんです。
※詳しい説明は今回省きます。
『平均律』とは
前途の『純正律』を元に
１オクターブを平均的に分割して
均等に１２分割した音階のこと。
この２種類の音階には
ハーモニーに決定的な違いが
あります。
和音として弾いた時に
『純正律』だと
とてもキレイに濁りのない響き
になるんです。
対して『平均律』だと
グシャッと濁った感じの響き
になります。
実はこの ”響きの違い” によって
『チューニングが合わない』
という現象が起きているんです。
ギターは純正律と平均律が
混ざった楽器である
と言う人がいます。
その通りです。
しかし、
だから何なのか？
という違いをちゃんと説明
できる人はいないんです。
でも、
実はここに解決の糸口が
あったんです！
『純正律と平均律の違いを』
正しく理解することができれば
なぜギターのチューニングが
合わないのかを理解することが
できます。
ギタリストのレベルアップが
チューニングの誤解を生んでいた！？
なんの楽器でも同じですが、
楽器のレベルが上がれば、
それに応じて耳も良くなります。
ハーモニーに対する感覚も
一緒にレベルアップしていくんです。
この、
”ハーモニー感覚のレベルアップ”
こそが
”チューニングに対する勘違い”
を生み出していたんです。
一般的なギターのチューニング法に
『ハーモニクスで合わせる』
という方法があります。
これは、
ある程度の演奏技術がついて
ハーモニー感覚が少し
レベルアップした頃に誰もが
やり始めるやり方で、
いわば、ギター演奏技術が
一歩向上したというステータス
でもあるんです。
実はこれがやっかいで、
この後にやってくる
『チューニングが合わない』
という問題の
大きな原因の一つ
になっているんです。
ハッキリ言うと、
ハーモニクスでは
ギターのチューニングは
絶対に合いません！
中途半端な音感の状態で
ある種のステータスを手にいれる事で
冷静な判断と、本当の真実に
気付けない状況が作られます。
さらに、
本当のハーモニーというモノを
理解している先生が居ないことで、
この状況はますます悪化していきます。
チューニングの方法に
『平均律と純正律』が
混ざっちゃってる。
さらに、
その状態でチューニングする
ことを日常化してしまっている。
この２つの理由で、
”さらなる音感のレベルアップ”
を妨げてしまっているんです。
こうなるともう
チューニングを合わせることなど
全く出来なくなってしまうんです。
さて今回は
『ギターのチューニングが
合わないと言われている理由』
についてお話しました。
いかがだったでしょうか？
どうやったら
ちゃんとしたチューニングが
出来るようになるのか？
については、
また別の機会に説明しますね♪
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを！