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【今さら聞けない音楽用語~『リズムが走る』】

2018/02/24
 
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今回は
『今さら聞けない音楽用語』
と題しまして、

 

音楽の話になった時に
「え?今言ったその言葉どういう意味?」
と、聞くのが恥ずかしい用語の意味
についてお話しようと思います。

しったかぶりしなくて良いように、
言葉の意味と合わせて
関連する内容や事柄も合わせて
しっかり説明していこうと思います。

 

 

まず最初は
『リズムが走る』

 

 

この意味は
演奏しているうちにリズムが
だんだん速くなる

という意味。

 

よくバンドで演奏する時に
「お前はリズムが走る」とか
「あそこのリズムが走るから」

と言ったような話になります。

 

よくありがちなのが、

「リズムが走るのは良くない」
というイメージ。

 

これはプロとして
ハッキリ言わせてもらいますが、
「リズムの本質も理解してないのに
形だけで言ってる人がほとんど」

なんです。

 

 

もちろん、
リズムキープというのは大事です。

が、

 

『もっと大事なことがある!』

 

という事を忘れないようにしましょう。

 

 

実は、むしろ
『走ってるほうがカッコイイ!』
という事が結構あるんです。

 

 

リズムというのは、
突き詰めていくと非常に難しく
シビアな世界になっていきますが、
もっとも重要なのは
「グルーヴ感」
というものです。

 

この「グルーヴ感」については
別の機会に詳しく説明します。

 

 

では、
どういう時ならば
「リズムが走ってもいい」
のか?

 

 

その答えは

 

【グルーヴしながら】ならOK!

 

 

リズムというのは
ドラム・ベース・ギター・ボーカル
など、複数のリズムが重なり合って
1つのグルーヴを生み出します。

 

では、
「グルーヴしながら走っている」
音楽ってどんなのがあるでしょう?

 

 

もっとも有名なバンドをご紹介します!

 

 

Led Zeppelin

 

 

ロック好きなら誰もが知ってる
超有名な伝説のロックバンドですね。

 

 

実を言うと

 

 

めちゃくちゃ走ってます(笑)

 

 

でもなぜカッコイイのか?

 

 

グルーヴしているからなんです。

 

 

バンドメンバーが
それぞれに反応しながら
同じタイミングで走っていく。
まるで狂気としか思えないような
凄まじいまでの一体感は
ステージ上でのメンバー同士の
目には見えない信頼感によって
完全にシンクロしてる状態と
オーディエンスのバイブレーションが
見事に重なって生み出しているように
感じられます。

 

 

さらに言うと、
この時代のハードロックバンドは
ほぼほぼどのバンドも
走ってます!(笑)

 

強力なオリジナリティを
持ったバンドは、このように
『グルーヴしながら走る』
傾向が多いですね。

 

 

もし、あなたの周りに
『リズムが走る』事にうるさくて
Led Zeppelinのようなバンドが
リズムが走ってる話が出た時に
「あのバンドは別だ」
みたいな事を言った時は
気を付けてください。

 

ほぼ間違いなく
グルーヴを理解してません。

 

 

さて、
『リズムが走る』
という音楽用語について
ここまで説明してきましたが、
いかがでしたでしょうか?

 

 

反対の意味で
『リズムがモタる』
という音楽用語がありますが、
『リズムが走る』の
全く逆の意味だと考えてOKです。

 

 

リズムというのは
正しいとか正しくないとか
合ってる合ってないとか
そんな単純な物差しで測るような
簡単なモノではなく、
音楽を楽しくするための
もっとも大事な根元の部分
であるという事が理解していただければ
幸いです。

 

 

最後に、
日頃のリズムキープの努力を
惜しんではいけませんよ!(笑)

 

 

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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

 

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