今回は
音楽を楽しむ上でとっても大切な
『捨てた方がいいモノ』
についてのお話です。
みなさんは”音楽的な成長”を
『もっとも妨げるモノ』
って何か？
ご存知ですか？
それは、
『プライド』
です。
プライドとは、
「誇り」や「自尊心」と訳され、
良く言えば
『自分を尊ぶ心』
悪く言えば
『虚栄心』『傲慢な心』
という意味です。
なぜ『プライド』なんか
捨ててしまえ！
と言えるのか？
説明します。
僕の知る限り、
表に出る『プライド』は
ほぼ100%の確率で
『虚栄心』や『傲慢な心』
だからです！
僕自身もプライドのせいで
「見逃した出会い」や、
「逃したチャンス」など
山のようにあります！（本当に）
そんな僕も
周りの素晴らしい仲間や
嫌がらずに付き合ってくれた
家族や友人たちのおかげで
今や「アリさんでも超えられる程度」の
プライドしかありません。（笑）
そのおかげで、
僕の音楽ライフは
以前とは比べようのない程
楽しくて充実したものに
なっているのです！
では、
そもそもなぜプライドが
必要ないのか？
音楽は一人でやるものではない！
からです。
え～、じゃあ押尾コータローは？
と思ったアナタ！（笑）
いい質問です。
確かにソロギターなどの
一人で音楽が完結する演奏形態
というのは存在します。
では質問です。
その音楽は誰が聴きますか？
そう！
音楽はオーディエンスあってのモノ！
オーディエンスがいなければ、
ただの音遊びでしかないのです！
この本質は、
中途半場な努力をして
中途半端な実力を持つと
本当に信じられないことに
見失ってしまうのです！
自分が努力した時間やスキルを
時給として取り戻すような
セコい考えを持った人ほど
この傾向が強く出ます！
周りにいませんか？
オレはプロだから
演奏するなら金取るぜ！
って言ってるヤツw
はい、昔の僕です。（苦笑）
賢いみなさんは
既にお気付きでしょうが、
これではチャンスは巡って来ません。
なぜか？
お金を払おうにも
その人がどんな音楽を奏でるのか？
どんな実力があるのか？
どれだけ楽しませてくれるのか？
「わからなければどうしようもない」
ですよね。
本当に実力がある人や
音楽を楽しむ術を知っている人は
『評価は相手が決めること』
だということを知っています。
音楽はみんなで楽しむもの。
その本質を知っている人は
もっとも大事なことは
『その場をいかに楽しめるか？』
だという事を知っています。
では、
どうやったら
『プライドを無くせるか？』
それは、
『今の自分を認めること』
です！
プライドの正体は
「目標としている姿」に対して
周りの冷静な評価を受けた時に
「未熟な自分」とのギャップを
どうにか埋めようとして
起こる現象です。
「オレはもっと凄いんだ！」とか
「こんなに頑張ったのにその程度の評価か？」
という自分をもっと認めて欲しいという
気持ちが反抗心となって表れます。
一種の防衛本能でもあるので、
無理に無くそうとしても危ないのです。
もし、プライドを無くしたいならば
『高いところから自分を厳しく見る』
事を一旦お休みして
『自分は今はこれで良いんだ』
という気持ちになること。
そして、
『他人を認めること』
です。
そんなに気を張らなくても
あなたはそのままで充分
素晴らしいのです。
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを！