【パソコンから学ぶ記憶のメカニズム!?】

今回は

『記憶のメカニズム』

というタイトルで、
”記憶” ということについての
ある一つの法則をお伝えします。

ズバリ!

人間の記憶のシステムは
パソコンの記録システムに
とってもよく似ている!

詳しく説明するために、
パソコンの記録の仕組みについて
説明します。

パソコンをお持ちの方は
ご自分のパソコンと比較して
考えてみると、
とてもわかりやすいと思います。

パソコンには
”ハードディスク” と呼ばれるものと
”メモリ” と呼ばれるもの。

この2つの
『記録装置』
があります。

パソコンでいろんな事ができますが、
ここでは記録(記憶)に関する事
だけにフォーカスして説明します。

まずは ”メモリ” から。

メモリが受け持つ記録に関する働きは、
”作業領域” です。

例えて言うなら、
『机の上』
という感じです。

文章を書いたり、
工作をしたりする時に
『作業をする場所』
という感じだと思ってください。

次に ”ハードディスク” について。

ハードディスクが受け持つ働きは、
”保管場所” です。

机の上で作業して作ったモノ
(書類や資料、作った制作物など)

『保管するための場所』
だと思ってください。

パソコンの記録システムは
大きく分けるとこんな感じです。

で、

何がよく似てるの?
ということについて。

ここが今日のポイントです!

パソコンは
まず”メモリ”という領域を使って
ごく近い出来事(文章を作るなど)を
記録しながら作業を進めます。

その次に、
作業を終えて出来上がったデータを
ファイルという形に残すために
名前を付けて保存します。

この段階でメモリに溜まっていた
作業データが、
ハードディスクへと移行して
保管される
わけです。

名前をつけるのは
後で欲しい情報を引き出す時に
わかりやすくする為です。

このプロセスの
”記録 (記憶)” の部分だけを
簡単に説明すると、

今やってる事を一時的に記録する

記録したファイルに名前をつける

ハードディスクに保存する

こういう事を繰り返します。

メモリにある情報は、
次の作業が始まると
だんだん端に追いやられて
古いものから順に自動的に
消されていきます。

実は人間の ”記憶” のプロセス
これに非常によく似ています。

まず、
短期的な記憶として覚えた情報は、

考えれば思い出せる形となって
メモリのような領域に溜まります。

そこで何回も思い出すという
作業を続ける事で、
いつでも取り出せるような形の
”ファイルのようなデータ” になります。

”ファイルのようなデータ”
の形になった記憶は、

何かのキッカケさえあれば
いつでも取り出せる形
となって、

脳の記憶領域に保存されるわけです。

キッカケの形は
人それぞれに違うようです。

一度保存された記憶は
時間が経つにつれて
「思い出しにくく」はなりますが、

また時間をかけてでも
思い出す事ができれば、
また簡単に呼び出せるように
なるようです。

人間とパソコンでは
扱うデータの量が全く違うので、
パソコンの方が大量にデータを
保存できるように思いますが、

何かの動きややり方などの経験
のような、
体験に基づく情報については
神経の伝達や筋肉の細かな動きなど
を考えれば、
人間の方が遥かに複雑と言えます。

単純な計算や文字などの記録
に関してならば、
パソコンの方が遥かに処理も速く、
記憶できる量も多いですよね。

さて、
仕組みが似ていることに
気付いたところで、

ではどうやったら
『記憶する』
ということに活かせるでしょうか?

今日のところはここまで。

続きはまた後日お話しします♪

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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

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