前回の曲コピーの真髄とは?
に続きまして、、、
では、コピーについてキチンと考えてみましょう。
コピーとは
直訳すると 写す という意味ですよね。
写す ということは、
全く同じ物をもう1つ作る
という事です。
すなわち、
これを楽曲のコピーにあてはめると、
本物と寸分違わず弾く
という事になります。
オリジナルの演奏者の音の運びはもちろん、
音量やタイミング、
発音の仕方や演奏ポジション、
どの指を使っているか?
など、
細かい部分やニュアンスまでコピーします。
この時に自分の感情や好みで判断する人はコピーはできません。
「自分ならこうする」
とか
「オレはこうしたい」
などの
思い上がった自分の感情や好み
を全て排除し、
オリジナル演奏者の全てを受け入れる
事が、コピーの
スタートラインです。
コピーをする時点での自分の好みなど、
様々な経験を積んで努力を重ねてきた
オリジナル演奏者の全てを込めた表現
には遠く及びません。
誠実に謙虚な気持ちでオリジナル演奏者と
全く同じことをする努力を惜しまない。
これが最も重要です!
よく
「コピーばかりしてるとオリジナリティが無くなる」
などと意味のわからない事を言っている人がいますが、
コピーの意味を完全にはき違えている
と断言します。
では、コピーを『極める』とはどういう事なのか・・・
次回をお楽しみに!
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