自分が伝えたいことを
誰かに伝えるとき、
あなたはどんな方法をとりますか?
《大人の音楽部室プロデューサー》
スタジオSOUNDBIRD
の鳥越邦生です。
今回は
【自分の想いを人に伝える唯一の方法!?】
について考えてみましょう。
自分の伝えたいことが
人に伝わるタイミング。
実際にどういうときに
自分の想いが伝わっているのか?
考えたことはありますか?
僕はこの20年以上
人に演奏のテクニックや
アンサンブルのコツ、
音楽的な成長の方法など、
様々なタイミングで教える
という機会を得てきました。
その全てが僕の経験となり、
さらなる成長をさせていただきました。
本当にありがたいことです。
さて、
今回のテーマについて
まずは答えからいきます!
相手が聞こうという気持ちに
なっていないと伝わらない!
これが答えです。
相手が聞く姿勢になっていないと
そもそも声が届かないし、
相手が聞く気持ちじゃないと
こちらの気持ちは伝わりません!
これは根本的なことであり、
唯一の理由であり、
唯一の解決法でもあります。
例えば
僕が普段からそのような事について
伝えようとしている相手、
いわゆる生徒さんは、
みんな自分のお金を払い、
時間を合わせてわざわざ来る、
という人たちばかりです。
そのような人ですら、
僕が伝えたいことについて
受け取る態勢になっていない場合は
全く伝わりません。
では、
そういう時はどうしたらいいのか?
その答えは
相手を受け入れる態勢にさせること!
これしかありません。
例えば
「何かのテクニックを覚えて欲しい」
という時に、
「やみくもにそのテクニックを教える」
と、どういう事が起こるでしょうか?
ある一定の人には伝わります。
その理由は簡単。
ある一定の人は教えようとしている人と
タイプが似てるから。
世の中の”先生”と呼ばれる人の
ほとんどはこの方法をやって、
いろんな人に同じように教えて
”自分と似たタイプの人”が偶然上手くなる。
ということをやっています。
これ自体は悪い事ではありません。
生徒さんの方がちゃんと
先生を選ぶ事ができれば何の問題も
ないんです。
では、
「そのテクニックを
必要としている人に教える」
と、どういう事が起こるでしょうか?
もちろん、
伝わる確率は格段に上がります。
しかし、実はこれも
理想的な形ではありません。
なぜならば、その人に必要な事でも
タイミングが合わなければ
テクニックの習得には至らないから、
なんです。
例えばその人がまだ初めて間もない
初心者の段階で難しいテクニックを
欲していたとしたら、
もちろんすぐに出来るはずもないので
モチベーションを落とす原因になる
可能性が非常に高いと言えます。
では、
「そのテクニックをその人が
必要なタイミングで教える」
と、どういう事が起こるでしょうか?
こうなると、かなりの高確率で
そのテクニックを習得できるように
なります。
良い先生とは、
その人が何を欲しているのか?
を聞き出すのがすごく上手で、
その人の能力値を冷静に把握して
必要なタイミングをコントロールする。
という技術を持っている人です。
音楽の事で例えましたが、
これは他の事でも全く一緒です。
僕が伝えたい事を受け取って
もらえるかどうかは、
あなたが僕の話を聞こうと
思ってくれるかどうかにかかっているし、
僕がやるべき事は
どうやったらあなたが僕の話を
聞こうという気持ちになってくれるか?
という事を考えることであり、
聞こうという気持ちのない人に
いくら大きな声を出して伝えようとしても
全く伝わらない。
聞くか聞かないかは相手が決める!
という事を理解することです。
この本質が理解できれば、
自分の音楽を聴いてくれる人が
どういう人なのか?
という答えにも自然に
辿り着けるのではないでしょうか。
さて今回は
【自分の想いを人に伝える唯一の方法!?】
というお話でしたが、
いかがでしたか?
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!