あなたが音楽を聴くとき
何を基準に聴いていますか?
《大人の音楽部室プロデューサー》
スタジオSOUNDBIRD
の鳥越邦生です。
今回は
【結局のところ音楽は◯◯で聴いてる!?】
というお話です。
僕の周りにはこれまで、
音楽についてのウンチクや
聴き方や演奏に対する考え方など、
”自分なりの考えのようなもの”
を語る人がたくさんいました。
もちろんその中には
僕自身も入っています。
今回のテーマの答えは、
ズバリ!
『音楽は慣れや好みで聴いてる』
ということです。
こういう事を言うと、
ミュージシャンの諸先輩がたから
怒られそうですが、
本当の事なので仕方ないんです。(笑)
僕のこれまでの経験上、
本当に音楽を自分の好みを入れずに
音楽的に冷静に判断して聴いている
という人は一人もいませんでした。
でも、
”オレのこだわり” を振りかざして
いかにも冷静に音楽的な判断に基づいて
聴いているかのように振る舞う人は
山のようにいたんです。
そういう人はなぜか、
”自分の中でレベルの低い音楽”
というモノを勝手に作っていて、
それをとにかくバカにする。
という事を繰り返しています。
何が楽しいのか
さっぱりわかりませんが・・・。
特にミュージシャンに多いのが
本当に残念です。
しかしあるとき僕は、
そういう人と話していて
ある事に気付きました。
そういう人って
自分の嫌いな音楽をバカにする事で
自分の音楽のレベルが高いように思わせて
自分の好みの音楽を褒める事で
自分の音楽も同じように凄いんだ!
というアピールをしているんだな~。
という事に!(笑)
なぜ気付いたかというと、
そういう人ってほぼ100%の確率で
『レベルの低い音楽をやっている』
人だったんです。
考えてみれば当然なんですが、
そんな人が良い音楽かどうかを
判断できるわけもないので、
どこかで聞いた事のあるような
評判やウンチクをさも自分が考えた
ことのように言いまくり、
本質を理解していないので、
”音楽のレベル”
とかいう分かりにくい言葉で
低い方からバカにしていって
自分の位置を少しでも高く
思わせよう、という事を
『無意識にやっている』
んです。
なぜそんなにわかるのかって?
そうです。
僕もある意味
そういう人だったから!(反省)
でも、
よくその人たちの話を聞いていると、
もう一つの事実に気付きました。
自分に都合のいい人の事は
「アイツはいい!」
といって褒めるんです。(笑)
音楽性とか全く関係なく、
何か別の言い訳をつけて褒めます。
あぁ、結局この人は
音楽を『慣れ』で聴いてるんだな。
と理解した瞬間でした。
もちろん音楽にはレベルがあって、
音楽的にも素晴らしくて
社会的にも評価されているモノも
たくさんありますよね。
でも多くの場合、
音楽の評価は『慣れ』である
と言うことができそうです。
実はリスナーと呼ばれる人が
そういう事実を素直に受け入れて
音楽を自分の好みに忠実に聴いています。
ミュージシャンはもっと
自分に素直になって
好きな音楽をもっともっと
増やした方が楽しくなる!
と僕は思うんです。
僕はジャズも好きですが、
ハードロックも好きだし、
日本のポップスも好きです♪
そこには音楽のレベルなんか
関係のない『慣れ』もあるし、
自分がその曲を聴いた時の想いや
感情があるものだし、
そういう事も全部ひっくるめて
音楽って最高だな~!
って思うんです。
いくら偉そうなことを言っても
結局のところ音楽は
『慣れ』や『好み』
で聴いてるってことですね♪
さて今回は
【結局のところ音楽は◯◯で聴いてる!?】
というお話でしたが、
いかがでしたか?
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!