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【高校生バンドのスタジオ奮闘記!】

 
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スタジオでバンド練習をする時、
いろんなことが起こりますよね。

 

慣れない楽器でアンサンブル
するにはいろんな事が起こるもの。

 

 

今回はスタジオに来てくれた
かわいいお客様の物語です。

 

 

《大人の音楽部室プロデューサー》

スタジオSOUNDBIRD
の鳥越邦生です。

 

今回は

【高校生バンドのスタジオ奮闘記!】

というお話です。

 

 

先日のこと、

ある高校生バンドがスタジオへ
練習しに来てくれました。

 

僕も音楽活動を始めて25年以上。
ぎこちない感じで楽器をケースから
出す様子を見ただけで、

楽器や機材の扱いにどれぐらい
慣れているのかわかるように
なりました。(笑)

 

まだ楽器の扱いも慣れない彼らに
「機材の扱い方はわかる?」
と聞くと、
「あ、はい。大丈夫です」
と、まぁ当たり前の答え。

「真空管のアンプは使ったことある?」
と聞くと、
「え?真空管???」
と、真空管の存在自体を知らない様子。

デジタルが当たり前のこの時代。

いたしかたないながらも、
扱い方がわからないと故障するので、
そこだけは確認しないといけないのが
スタジオというもの。

真空管アンプの電源の入れ方と
切り方をだけを教え、

しばらくそっと見守る僕。

 

ベース担当の子が
「ベースアンプはコレですか?」
と、指差したのはギターアンプ。

「ベースアンプはこっちだよ」
と教えると、
「あ、そうなんですね。
ベースアンプわかりにくい~」
と言いながらアンプのインプットを
探している。

シールドを挿してスイッチを入れ、
ボリュームを上げると、
「ブーーーー」
というノイズが・・・。

 

何度も上げたり下げたりするも、
なかなか音がちゃんと出ない。

 

タイミングを見て
「なにか変な音するね」
とヘルプに入る僕。

 

「だいたいココかココの
接触が悪い事が多いよ」
と言いながらジャック部分を
グリグリする。

 

変化ないのでよく見ると、
初心者セットに付いてるような
細~~いシールド。

「シールドが細すぎるからかも」
と、シールドを交換してみる。

 

ちゃんと鳴る。(笑)

 

「え~!シールドのせい?
ちゃんとしたの買おう」
と、素直に学ぶ姿勢が素晴らしい!

 

続いてギター。

アンプに繋いでも音が出ない。(笑)

見てみると、
かなり年代物のギブソンSG!

シールドを交換しても音が出ない。
ジャック付近をグリグリすると
音が出たり出なかったり。

問題はもっと深いところに
ある予感がしたので、
「いつもこんな感じなの?」
と聞くと、
「そうですね、こんな感じです」
という答え。

「自分の楽器はちゃんと
メンテナンスしないと
機材を壊すことになるよ」

と、少し辛口なアドバイスをして

「ちょっと待って」
とドライバーを取りに行く。

 

ギターの裏のプレートを開けて
ジャック近辺の様子を見る。

ジャックがゆるんでいたので
締め直しても症状変わらず。

配線を色々さわってみると、
特定の場所で音が切れる。

すぐには直らないことが判明。

 

「このギターはどうやって
手に入れたの?」
と聞くと、
「お父さんのギターです」
という返答。

 

なるほど。
それなら話は早い。

 

「お父さんに相談して
ココの場所が接触悪いから
メンテナンスしてください。
と言ってやってもらいな」

と、アドバイスして
応急処置で音が出るようにして、
ようやくバンド練習に入る高校生たち。

 

いろんな経験をして
成長していく姿を見ると
応援してあげたくなっちゃいますね!

 

次回は
バンドアンサンブルのコツについて
お話しようと思います♪

 

 

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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

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