楽器演奏者のための筋トレ法!?

今回は
『楽器演奏者のための筋トレ法』
と題しまして、
楽器を演奏するために必要な
筋力トレーニングの方法について
お話しようと思います。

「オレは筋肉ムキムキだから関係ねぇ!」
という方も楽しめる内容となっておりますので、
どうぞご覧ください。

楽器の演奏に筋トレが必要なの?
と思っている方もおられると思います。

実は
とっても大事なんです!

特に楽器を始めた最初に
このトレーニングを行うことを
強くオススメします!

では、
なぜ筋力トレーニングが必要なのか?
という説明から。

楽器の演奏には、
特定の楽器を除いて(トロンボーンなど)
ほとんどの楽器において、
「指先の器用な動き」
が必要になりますよね。

管楽器、打楽器、弦楽器。
どの楽器も片手もしくは両手の
指の動きで音階を変えたり、
ダイナミクスを調整するといった、
演奏の重要な部分が指先の動き
によってコントロールされます。

そして、
指を動かすための筋を動かすために
筋肉を使うんです。

例えば
「人差し指を動かす」
時には、
「人差し指を動かすための筋を動かす筋肉」
によって、筋を引っ張ったり緩めたり、
といった事をやっているんです。

以上が筋力トレーニングが必要な理由です。

では、
どんな筋力トレーニングが必要なのか?

これについては、
それぞれの楽器によって使う指が違うので、
その使う指によって鍛えるべき筋肉が
違います。

ただし、
『絶対に鍛えなければならない筋肉』
というのがあります。

それは、

『薬指と小指』

です!

以前、別の記事でもご紹介したように、
「薬指と小指は圧倒的に使用頻度が低い」
という事実があります。

そのため、
楽器の演奏をする上で
『薬指と小指が動かない』
という問題が出てしまうのは
当然のことなのです。

ということは、
『薬指と小指を動かすための筋肉』
を鍛えるトレーニングは
絶対に避けては通れない道なんです。

もちろん、
楽器ごとのフレーズやリズムなどの
練習を重ねていけば、ある程度の筋力は
自然と身に付いてくるものです。

しかし、
根本的に指を動かす筋力が無いと
『バランス良く力を入れる事ができない』
という問題に直面します。

しかも結構早い段階で。

これをクリアする方法は、
今までは根性論的に
「できるまでやる!」
といった、
スポ根ばりのやり方が多く見られます。

それも間違いではありませんが、
僕の考えでは、練習というのは
”分ける部分は分けてやる”
という方が早く上達します。
しかも短い期間でです。

さて、
では肝心の筋力トレーニングの方法
についてご紹介します。

まず1つめ、
『とにかく動かす』
んなアホな!
という言葉が聞こえてきそうですが、
これは大マジです!
なぜなら、
動かしていない指を器用に動かすには
とにかく動かして脳からの信号をきちんと
その指に伝えるという、
「神経を繋げる作業」が必要なんです。
このトレーニングは、
他の指を全て動かさずに固定して
『薬指だけ』『小指だけ』
という風に
『指を1本だけ動かす』
という方法です。
これは意外と難しいので、
いろんな工夫をして1本だけ動くように
ひたすらに動かしてください。
机のような平たい板の上で
表面を「トントントン・・・」と
叩く感じにします。
音が出るまでやれれば
かなり上達している証拠です!
なにか日常的にやる事と結びつけて
できるようにすると効果的です。
(例えばテレビを見ている時にやるとか)

2つめは、
『指が動かなくなるまで叩く』
という方法です。
これは先ほどの
『指を1本だけ動かすトレーニング』
の究極応用編です。
指を1本だけ動かすというのは同じ
なんですが、
どういうふうにやるか?が違います。
ではそのやり方とは、
『最高の力を込めて最大スピードで
指が地面から1ミリも動かなくなるまで
全力でやり続ける』
というものです。

このトレーニングには3つの段階があります。

〈第1の段階〉
『疲労』
この段階は筋肉疲労を感じる段階です。
筋肉が辛い感覚が腕全体を襲います。
ここで辞めるとあまり効果がありません。

〈第2の段階〉
『爆笑』
この段階は疲労の限界を超えて
「自分は何をやっているんだろう?」
というバカバカしさを感じて
笑ってしまいます。

〈第3の段階〉
『反省』
この段階までくると、
限界を超えたさらに次の世界へと到達して
これまでの人生を反省しはじめます。(笑)
お世話になった人や大事な人などが思い浮かび、
「お母さんごめんなさい」
といったような感情が生まれます。

この段階まで行くのにだいたい1分ぐらいです。

【注意!】
このトレーニングはあまりやり過ぎると
筋を痛めたりする事もあるので、
用法と用量を守って実施してください。
(1日3回まで、連続トレーニングを避けて
時間は4時間ぐらいあけてください)

今回は
『楽器演奏者のための筋トレ法』
についてのお話でした。

ピンと来た方は
ぜひ試してみてください!

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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

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