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アドリブマスターの『クラスタ』という考え方

 
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音楽を楽しむために
とっても有効な方法として
アドリブというものがあります。

 

今回は
そのアドリブの方法として
『クラスタ』という考え方
ご紹介します。

 

ちょっと難しい考え方なので、
もしご要望が多ければ
動画で説明しようと思います。

 

アドリブ演奏を実現するためには、
「単純に考える」
ということが重要です。

 

理由は簡単。

 

リアルタイムに処理するから!

 

アドリブしている時には
・メロディメイク
・リズムアレンジ
・全体の構成と展開

この3つをほぼ同時に実行します。

 

つまり、
『3つとも複雑な事をするのは至難のワザ』
なのです。

 

しかし、
単純なことの繰り返しでは
カッコ良いアドリブなど
出来ないのではないか?
と感じてしまいますよね。

 

たしかにそれも一理ありますが、
その
『単純なこと』の捉え方
アドリブを自由にこなす人と
そうでない人との違いなんです!

 

ここで登場するのが
『クラスタ』
という考え方(捉え方)です。

 

『クラスタ』とは
簡単に説明すると
「かたまり」
という意味です。

 

アドリブをする時に
”いくつかの音や動きやリズム”を
1つの「かたまり」として捉える

という考え方です。

 

ではその捉え方を
くわしく説明していきます。

 

例えば
「ドミレ」という音の並びを
クラスタ(かたまり)として覚えます。

 

この時に「ドミレ」という音の並びを
「ド」「ミ」「レ」
というふうに1つずつ捉えるのではなく、
1つのモノとして「ドミレ」を
覚えるんです。

 

考え方としては
「1」という感覚と
「ドミレ」という感覚を合わせる。
といった感覚です。

 

「1、1、1、1、」
だと
「ドミレ、ドミレ、ドミレ、ドミレ」
という事になります。

 

理解できましたか?

 

この感覚が身に付いてくると、
リズムパターンも同じように
『クラスタ』として捉えることが
できるようになります。

 

「タタタータ」
を1つのクラスタとして捉えると、
「1、1、1、1」は
「タタタータ、タタタータ、
タタタータ、タタタータ」
となり、さらに
「タッタタタ」 を2つめのクラスタとして捉えると、
「1、2、1、2」は
「タタタータ、タッタタタ、
タタタータ、タッタタタ」
となります。

 

こうやって、
『いくつかの動きを
1つの動きとして捉える』

ことで、
『単純な動きを組み合わせて
複雑な形にする』

という事が可能になるんです。

 

『クラスタ』の捉え方が
最も効果的に出るのは
リズムのパターンです。

 

リズムのパターンを
『クラスタ』として捉えた上で、
アドリブしたメロディラインに
当てはめていくと、
これまででは考えられないような
フレーズが次々と生まれてきます。

 

この『クラスタ』という捉え方が
できるようになるためには、
リズムパターンを1つのモノとして
捉えられるようになるための訓練が
必要となります。

 

パターン化したリズムを
1つの「かたまり」として
捉えられるようになるまで
何度も何度も反復して練習する
というトレーニングが大事です。

 

 

以上、
『クラスタ』という
アドリブ演奏のための考え方
について

 

ピンと来た方はぜひ
チャレンジしてみてください!

 

 

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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

 

 

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