数日前のこと。
九州北部地方は降り続く雨により
豪雨被害に見舞われました。
スタジオSOUNDBIRDの周辺も
避難勧告が出るなどしましたが、
今はもう平常運転になっています。
災害が起こった時、
我々はどんな事ができるでしょうか?
特に遠く離れている人に対して
何ができるのでしょうか?
こんな時だからこそ
【災害時に何ができるか~音楽が救いになる時!?】
というお話です。
日本はこの約10年間だけでも
数多くの災害に遭ってきました。
まだ記憶に新しいところでは
新潟県中越沖震や
福岡県西方沖地震、
東日本大震災が6年前に起き、
熊本大地震が去年。
その他にも、
大雨や台風、火山の噴火による被害など
10や20ではない沢山の災害が
頻繁に発生しています。
いざ災害が起こると
我々はとっさに考えます。
『自分には何ができるだろうか?』
その想いは素晴らしい!
本当にそう思います。
しかし、
ハッキリ言うと、すぐには
何もできることはありません。
東日本大震災が起きた時に
僕も経験しましたが、
遠く離れた場所で過ごす人が
被災地に対してすぐにやれることは
ごくごくわずかしかありません。
すぐにやれることは、
・心配する
・電話して無事を確認する
実はこれ、
被害を受けた当事者にとっては
「邪魔なだけ」なんです。
残念なことに。
被災者にとってまず必要なのは
『プロによる直接的な救助』
です。
その次に必要なのが
『政府などの機関による補給』
『市民や活動家による支援』
となります。
最初の段階で役に立てるのは
自衛隊やレスキュー隊など、
日頃から訓練をしているプロです。
想いだけでは、
却って迷惑をかけることに
なることが多いんです。
なぜこんな話をするのか?
じつはこの次に
みなさんの出番があるんです!
災害が起きた時、
誰もがたどるプロセスがあります。
まずは身の安全の確保。
続いて
最低限の生活環境の復旧。
その次に
精神的なストレスのケア。
すなわち、
人とのコミュニケーション
が必要になるんです。
音楽はすぐには助けになりません!
でも、
コミュニケーションにおいて
音楽は他のどんなモノにも勝ります!
避難所の生活の中で
唯一の楽しみはラジオから流れる
音楽だった。
辛い車中泊生活の中で
好きな音楽を聴いたおかげで
なんとか楽しく過ごす事ができた。
という人が沢山います。
もちろん音楽だけが助けになる、
というわけではありませんが、
大きな部分を担えるということは
間違いありません!
もし、
音楽で全国がつながっていたら、
いつでも誰でもすぐに音楽で
電話をかけるようにセッションできたら、
メッセージを送るように
演奏を届けることができたら、
辛い避難所生活や仮設住宅での生活を
ほんの少しだけでも楽しくすることが
出来るのではないだろうか?
僕がコツコツと続けている
東日本大震災応援ソング
『Pray~明日を生きる』
という曲をベースにした支援は、
「曲が流れている間だけでも、
気が紛れてくれたらいいな」
という想いがあります。
そんな曲が100曲あったら、
一日中ハッピーな気持ちで
過ごせるんじゃないだろうか。
そんな時にこそ、
音楽のチカラが発揮されるはず。
あるミュージシャンが言っていた
素晴らしく共感した言葉があります。
『音楽にチカラがあるんじゃない。
音楽を聴いているヤツらが
チカラを持っているんだ。』
この言葉を聞いた時、
このミュージシャンは
”音楽の本質” を理解してる人だ。
と思いました。
自分のチカラで出来ることなんて
世の中にはわずかしかありません。
音楽にとって、
演奏する本人の持つチカラなんて
本当に微々たるモノであって、
そのチカラを発揮できるのは
聴いてくれる人がいるからこそ、
なんですよね。
自分の無力さを嘆かずに、
やれる事をやれる時にやる。
それが、
『人の力(助け)になる』
ということだと、
僕は思っています。
『誰かが誰かの助けになれる』
そんな音楽環境を作ることが
僕の願いであり使命である、
と思っています。
ぜひみなさんも、
そんな音楽環境を作る
仲間になってください!
参加してくれる一人一人が
音楽を楽しむことで、
明日起きるかもしれない
非常事態を支える力になる。
そんな音楽コミュニティを
創っていきたいと思っています!
スタジオSOUNDBIRDと
全国のみなさんを繋ぐ!
そんなオモシロ企画を
企画中です♪
今後の発信をぜひ
チェックしてくださいね。
『音楽で全国を繋ぐ』
スタジオSOUNDBIRDより
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!