前回、
コミュニケーション能力のカギは
『他人の話を聞くことができるか？』
だという事をお伝えしました。
ではそれについて
最も効果的な方法とは？
答えからいきます！
その方法とは、
”ジャムセッション”
です！
ジャムセッションには
すごく大事な”コツ”があって、
それは
『周りの演奏を聴いて
他人の演奏を受け入れる』
『相手の演奏を受け入れる』
『自分の中から出る音を弾く』
というものです。
もうお気付きの方も多いと思いますが、
そうです！
まさにコミュニケーションそのもの！
だと思いませんか？
人は年齢を重ねると、
人との関係の間にどうしても
”上下関係” や ”立場の違い”
などの ”関係性” が生まれます。
すると、
その関係性を保つために
”知らず知らずに優位性を求める”
という行動をします。
これは必ずしも”自分が上だ”という
優位性だけではなく、
”自分を下に置く”ことも含みます。
実はこの
”他人との関係性” こそが
コミュニケーションを阻害
しているんです！
「上の人はより上に」
「下の人はより下に」
という行動を自然にとってしまい、
コミュニケーションのバランスが
崩れてしまうんです。
これはどちらが悪いと一概には言えず、
上は上で下の人の話に押し付けるようになり、
下は下で不必要に上の話を聞くフリをして
対等な関係性を崩していきます。
一度作り上げられた”関係性”への
自然な反応としての態度は、
そんなに簡単には壊せません。
もちろん、
自分自身が強く行動することによって
変えることは可能ですが、
よほどの出来事が起こる、
例えば大病を患って死にかける、
などの事がない限りは
基本的に変わりません。
では、
『音楽だとそれが出来てしまう！』
のは、なぜでしょうか？
音楽の『音』には
言葉のような ”意味” はありません。
（もちろん ”価値” はありますが）
なので、
基本的にどんな人が出す音にも
そんなに違いが無いわけです。
社長が出すギターの音と
平社員が出すベースの音に
違いは無いと言えます。
そうなると、
一気にコミュニケーションが
対等になるんです！
音楽の一番重要な”価値” は
『相手に伝わるかどうか』
であることは間違いありません。
これは音楽だけではなく、
どんなジャンルの事にも言えること
ですよね。
”音楽” というツールを使って
立場が対等になった人同士は
とたんにコミュニケーションを
対等にし始めます。
人間関係自体に優劣が無いので、
素直にその人のことを受け入れ、
認めることができるようになります。
ジャムセッションをすることで
コミュニケーションの大切さを
知ることができれば、
実際の人間関係にも大きな変化が
あらわれます。
事実、僕がそうでした。
ジャムセッションが上手くなれば
間違いなくコミュニケーション能力が
飛躍的にレベルアップします！
これは僕の知る限りにおいて
ミュージシャンでも同じです。
ジャムセッションの能力が低い
ミュージシャンはやはり
コミュニケーションが下手だし
コミュニケーションが上手い
ミュージシャンはやっぱり
ジャムセッションが上手い！
と間違いなく言えます。
ジャムセッションをやる中で
気を付けることやコツを
実際の人間関係に当てはめると
面白いほどに自分のやっている
コミュニケーションスキルが
上がっていきますよ！
今回は
『コミュニケーション能力』を
飛躍的にアップさせる方法！
についてお話しました。
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを！