『みんな間違ってるメトロノームの使い方!?』

”メトロノームの正しい使い方”

知っていますか?

今回は

『みんな間違ってる
メトロノームの使い方!?』

と題しまして、
たぶんほとんどの人が間違っている
メトロノームの使い方について、

その理由と改善法について
説明します!

まず、
そもそもメトロノームとは
何をするための道具でしょうか?

そうです。

正確なテンポを知るための機械
ですよね。

では、
テンポを知る以外の使い方には
どのような使い方があるでしょうか?

例えば、
・音符の長さを正確にする練習
・リズム感をレベルアップするため
・曲の速さを他の人と共有するため

こんな感じでしょうか。

使う用途によって性質が変わるのが
”道具”という物の本質です。

ようするに、
『使いよう』
というヤツですね。(笑)

さてここで本題です。

まず
”何が間違っているのか?”
という説明をします。

『メトロノームは正確なテンポを
知るための機械だ』

という話をしました。

「正確なテンポを知るために
みんながやっていること」
とは何でしょうか?

実はここに大きな落とし穴が
あるんです!

答えを言います。

『メトロノーム ”に” 合わせている』

これです!

みんなメトロノームの
音を聞いて合わせてるんです。

メトロノームの音が鳴る
タイミングを計って、
「次はこの辺でなるだろう」
という感じに当たりをつけて
リズムをとっているんです。

ハッキリ言います。

そんなことやってたら
いつまで経っても
リズムは良くなりません!

『合わせるのが上手い人』
になるだけです。

残念ながらこれは事実です。

その証拠に、
クラシックのプレイヤーに
リズムのいい人は
ほとんどいません。

リズムの捉え方が
”タイミングを合わせる”
ということにフォーカス
しているので、

正確なリズムという
根本的な概念が理解できない
ようです。

でもこれは、
クラシックという音楽においては
リズムも他の多くの表現技術の中の
1つにしか過ぎないという意味では
そこまで大きな問題では無いのかも
しれません。

しかし我々のような
ポピュラーミュージックを
好んで演奏する人にとっては

リズムが悪いというのは
致命的ですよね。

ではここから、
どうやったらリズムが良くなる
正しい使い方ができるのか?

説明しますね♪

まず最初に、
メトロノームを聞いて
タイミングを計って、
同じタイミングでリズムを
出せるように練習します。

これは
リズムの”点”を意識する
最初の初歩的な段階です。

※こればかり一生懸命やってる人が
ほとんどです。

それができてくると、
だいたいの『1拍の感覚』が
養われてきます。

ここまできたら
次の段階に入ります。

メトロノームを鳴らしながら
『自分の感覚でテンポを刻み、
メトロノームをガイドにする』
という練習です。

『メトロノーム ”と”
自分のリズムを合わせる』

という感覚です!

これはほとんどの人が気づいていない、
”リズムの本質”を知る練習でもあります。

わかりやすく例えると、
『歩く速さをガイドに合わせる』
という感覚です。

試しにメトロノームを聞きながら
同じテンポで歩いてみたら
いいかもしれませんね。

ここでセンスのある人は

『リズムにも歩幅がある』

ということに
気付くかもしれません。

そうなんです。
リズムには拍と拍の間に
”幅”があるんです!

その横に流れる”幅”が
その人のリズムのタイム感を
表しています。

”幅”が広ければ広いほど
ゆったりしたタイム感がある
ということです。

※さらに縦に広がる”幅”が
グルーヴを作るのですが、
それはまたの機会にお話します。

この”幅”を作るためのトレーニングを
簡単に説明すると、

メトロノームを聞きながら作った
”リズムの点”をたくさん作る。

もっと言うと、
1拍の中にたくさん音符を
詰め込んで、正確に刻む。

というトレーニングをします。

点が多ければ多いほど、
出すリズムは正確になります。

ここで、
効果的なトレーニング方法を
ご紹介します。

『メトロノームをウラにする』

当たり前じゃないか!
と思いましたか?

ではこれを
”自分のテンポで”
やってみてください。

メトロノームに合わせるのではなく、
”自分の中から出てくるリズム”
メトロノームと一緒に歩く感覚です。

これまでとは全く違った
『リズムの本質』
を感じられるはずです。

今回ご紹介した
リズムのトレーニング法で
みなさんのリズムが
『”点”から”線”へ』
と変わるはずです!

この段階までリズムが
レベルアップすれば、

次は『グルーヴ』という
リズムの本当の楽しさが
見えてきます。

今回は

『みんな間違ってる
メトロノームの使い方!?』

と題して、

『メトロノームの
最も効果的な使い方』

について説明してみましたが、
いかがでしたでしょうか?

ピンときた方は
ぜひ試してみてください!


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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

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