【悪魔のささやき~オリジナリティへの幻想!?】

オリジナリティ

ミュージシャンにとって、

アーティストにとって、

バンドマンにとって、

とても甘美な響きであり、
魅惑の呪文のような言葉
でもあります。

今回は

【オリジナリティへの幻想】

と題して

やたらともてはやされている
『オリジナリティ』
というものが、

実は幻想に過ぎない

という真実を知って、
もっと音楽的なレベルアップを
しましょうという提案です。

オリジナリティ

この言葉に魅了された
多くのミュージシャンが

その意味も理解することなく
道をふみはずし、
悲しい音楽人生を送る。

そんな状況が長く長く
続いているのが、

今の日本の音楽業界に起こっている
悲しい現実なのです。

ハッキリ言います!

オリジナリティなんて必要ない!

マジです。

大マジです!(^^)

なぜか?

キッチリ説明しましょう。

まず、みなさんが
オリジナリティを感じる
アーティストは誰ですか?

その人やグループは
『オリジナル』
ですか?

ハッキリ言います。

その人は
オリジナルじゃありません!

また言ってしまいました。

本当のことを。。。

音楽が誕生して数千年。

もはや
『オリジナル』
なんて存在するはずが無いんです。

少し考えれば当然のことで、
数千年の時間をかけて少しずつ
進化してきた音楽の歴史を

一人のアーティストが
全く違う新しいものを創り出す

なんてことが簡単にできるなんて
ちょっと音楽の歴史をナメ過ぎです。(笑)

どんな人でも必ず”ルーツ”があって、
影響を受けたアーティストなり人物なり
先生なりがいたりするものだし、

色んな先人たちの築き上げた音楽の
影響を受けながら、
自分のオリジナリティを確立する
というのが当然のことであり、

音楽的な成長には”コピー”という
段階が必ず必要となるものです!

”コピー”とはすなわち”パクリ”であり、
もっと言ってしまえば

本当にオリジナルで創ったら
前に誰かが同じようなことを
必ずやっています!

過去の色んな音楽をかけあわせて
新しいジャンルや価値を創る
というのが今の新しい音楽なんです。

にもかかわらず、
アーティストやバンドマンなどに
よく見られるのが、

『過度のオリジナリティ礼賛主義』
です。

『自分がオリジナルであること
に対するコンプレックス』

が異様に強い人が多いんです。

実はこの
『オリジナル・コンプレックス』
の正体は、

『自己承認欲求』
以外の何物でもないんです。

認めてもらいたいがために
他の人をさげすむ感情が働いて、

自分だけを見てほしいという
アピールをしてしまいます。

「オレはコイツとは違う」
とか
「オレは誰とも違う異端者だ」
などという戯言を
平気な顔して言うようになります。

ハッキリ言わせてもらえば
”人と違うことをする” なんて、
ある程度の実力がある人にとっては

超簡単なこと

なんです。

むしろ、
ある程度の実力がつくと
そういう事をしたいという欲求は
薄れていきます。

なぜかって?

そんなものを
オリジナリティとは呼ばないから。

本当のオリジナリティとは、
『他との違いを大声で叫ばなくても
理解してもらえるようなモノ』

なんですよね。

「オレは違う」なんて
言葉で言っちゃった時点で
もう笑っちゃいますw

このようにして、
『オリジナリティを勘違い』
してしまうアーティストや
バンドマンが後を絶たないのは、

一言で言ってしまえば
『音楽への理解の低さによるもの』
だったりするわけです。

『オリジナリティへの幻想』
を捨てる事ができれば、

『本当の意味でのオリジナリティ』
を理解する事ができ、

もっと素晴らしい音楽を創りだす
ことができると信じています。

みなさんはぜひ、
『オリジナリティ』
などにこだわらず、

自分の好きな音楽を
ドンドン取り入れて、

もっともっと素晴らしい音楽を
楽しんでいってくださいね!

「オリジナルである必要なんかない」

ということが理解できた時、
あなたは本当の意味で

『自分はオリジナルである』

ということに気付くはずです!

今日のところはここまで。
いかがでしたでしょうか?

常に音楽に恋し続け、
心を動かすサウンドと仲間に
出会い続ける方法を知りたい人の情報マガジン

【大人のための理想のプライベートスタジオ構築
〜一生音楽に恋し続ける方法365〜】
SOUNDBIRDメルマガの登録はコチラから♪

ご興味のある方はぜひご登録しておいてください。

それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする