『アドリブ演奏』
ができるようになるために
必要なスキルは・・・
鼻歌だった!?
今回は
アドリブ演奏への近道は
鼻歌を歌うこと!?
というタイトルで、
音楽を演奏する人ならば
誰もがあこがれる
『アドリブ演奏』
への近道をご紹介します。
『アドリブ演奏への誤解』
をどうやったら払拭できるのか、
日々考えながら生活している
僕ですが、
まずはみなさんと
アドリブ演奏の基本的な考え方
について共有したいと思います。
アドリブ演奏に最も大切なコト
何だかわかりますか?
答えからいきます!
”自分の中から出てきた音”
を、そのまま演奏すること!
これです!
と、いうことは、
”音が自分の中から出てくる”
という状況をつくる必要が
あるんです。
実はここを出来てる人が
非常に少ない!
本当に少ない!!
大事なことなので
2回言いました(笑)
本当に本当に本当に
ここが重要なんです!
楽器の演奏というのは
歌と違って、
『自分が想像していない音
でも出すことができる』
から、
どうしても自分自身が
『頭の中で歌うこと』
がおろそかになります。
これは、よく
『楽器を体の一部にする』
というのとも少し違います。
似てるけど違うんです!
”楽器を体の一部” にしても、
出た音を聴いてばかりいては
いつまでたっても自分の中から
音は出てこないんです。
これは多くの人が誤解している
まぎれもない事実です!
『楽器を体の一部にする』
という感覚というのは、
いわゆる楽器奏者が
ボーカリストが声帯を振動させて
歌を歌うように、
楽器から音が出る時の感覚を
体の一部を振動させるような
レベルまでもっていく。
というもので、
いわゆる
”楽器で歌う” という感覚に
とても近いものなのですが、
実はこの段階ではまだ
『自分の中にある ”良い音” を
外からの刺激によって引き出す
反応速度を早めている』
に過ぎません。
ちょっと表現が難しかったですが、
ようするに、
『書いてある文章を読む』
あるいは、
『覚えた文章を読む』
のが上手くなっている。
という状態です。
この状態がいかに上手くなっても
文章を読むのが上手になるだけで、
『自分の意見が言えるようになる』
わけではないのです。
”アドリブ演奏” というのは、
まさに、
『自分の意見を言う』
ということなんです!
ここが
『譜面通りに弾くこと』
や、
『コピーしたモノを弾くこと』
と完全に違うポイントです!
ちょっと想像してみてください。
英語で自分の考えていることを
伝えたいとき、
「今日は暑いね~」
と伝えたいときに、
まず日本語で
「今日は暑いね~」
と考えてから
英語に翻訳し直して言いますか?
そうです!
という方もおられるでしょう。
英語に慣れていない方ならば。。。
でも、
ある程度英語でカタコトで
会話をしたことがある方ならば、
「今日は暑いね~」という
『”頭の中のイメージ” を
英語で表現しようとしている』
ということに気付きませんか?
イメージしている言葉
(例えば「暑い」というイメージ)
が英語で出てこないから、
日本語で
「え~っと、暑いって英語で
なんて言うんだっけ?」
となるわけですよね。
あくまでも
”自分の中にあるイメージ”
を伝えようとしている。
ココがとっても大事なんです!
『頭の中にあるイメージを
言葉に変えて表現する』
というプロセスを
音でやるんです!
これが理解できれば
『アドリブ演奏』
の本質が理解できたも同然!
さてここで出てくるのが、
『鼻歌を歌うこと』
なんです!
”鼻歌” はまさにアドリブ!
深く考えずに自然と出てくる
メロディは、
誰かの曲のメロディだったとしても
自分の中のイメージから出たモノ。
この感覚を大事にして、
『楽器で鼻歌を歌える』
ようになれば、
どんな人でも
アドリブ演奏ができるようになる!
というわけです。
この本質がわかってしまえば、
後はいかに楽器の演奏に
反映できるかをトレーニング
するだけで、
アドリブの演奏ができるように
なっちゃいますよ♪
さて、
今日のお話はここまで。
いかがでしたでしょうか?
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!