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【今さら聞けない音楽用語~『ドレミ』の話】

 
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『いまさら聞けない音楽用語シリーズ』

と題しまして、
知っているようで意外と知らない

『ドレミ』の話
をお伝えします。

 

”ドレミファソラシド” って

じつはイタリア語だって

知ってましたか?

 

日本では当たり前に使っている
この ”ドレミファソラシド” という
階名(音階の名前)ですが、

日本語で言うと、
”ハニホヘトイロハ”
となります。

英語(アルファベット)だと
”CDEFGABC”
となります。

 

ここで勘の良い人なら
お気づきかもしれませんが、
「あれ?並びがおかしいな?」
と思いませんか?

そうなんです。
英語のアルファベットは
”ABCDEFG・・・”
ですよね。

日本語の50音は(昔の読み方ですが)
”イロハニホヘト・・・”(色は匂えど・・・)
という並びです。

 

なぜこうなっているか?
という理由については
諸説ありますが、

簡単に言うと、
「昔と今では”始まりの音”の
一般的な定義が違うから」
と説明しておきます。

 

ここを深く追求すると
簡単に理解できなくなっちゃうので…。(笑)

 

 

商業音楽の世界(いわゆるプロ)
の間では、
”CDEFGAB” という
アルファベットでやり取りする事が
非常に多いです。

その理由としては、
やはり英語が公用語として
多くの人が使っているので、
当然ミュージシャンも英語を使う人が多い
という理由と、

コードネームとして使うのが
アルファベットが基本である、
という理由が考えられます。

 

そして、
もう一つ大事な理由としては、
アルファベットは
『音名』である!

という理由です。

 

この『音名』というのは、
『絶対的に変わらない音の名前』
のことで、

コードネームはこの
『音名』
で表記するように決まっています。

 

『階名』と『音名』の違いを
簡単に説明すると、

童謡「ちょうちょう」を
Aさん(男性)が
自分が出しやすい高さで
”ソミミファレレドレミファソソソ”
と歌っても、
Bさん(女性)が同じように
自分が出しやすい高さで
”ソミミファレレドレミファソソソ”
と歌ってもOK!

なんですが、

その両方の
”ソミミファレレドレミファソソソ”
に対するコードは

Aさん:C-G-C-C
Bさん:G-D-G-G

のように
違うものになる!
ということなんです。

 

ちょっと理論的な話で
わかりずらいかもしれませんが、
興味のある方が多ければ
シリーズで連載しますので
コメントくださいね♪

 

なるべくわかりやすく
『ドレミ』の話
として説明しましたが、

 

まとめると、

絶対に変わらない固定された
『音名』CDEFGABC
と、
高さを自由に移動できる
『階名』ドレミファソラシド

この2種類があって、
”ドレミファソラシドは
移動できる『階名』で、
イタリア語である!

 

ということです♪

 

ちなみに、
”ドレミファソラシド”
の由来はというと、
今から1000年ほど昔に作曲された
「ヨハネ賛歌」という
ラテン語の賛歌の歌詞の
それぞれのフレーズの頭の部分の
”音”と”文字”が
”ドレミファソラシ”
になっていた。
(※当時は”ラ”までしか無かった)
ということです。

 

わかりやすく例えると、
大昔の
「ド~はド~ナツ~の~ド~♪」
みたいな感じの歌から
引用されたもの。

ということですね!
(こんな例えだと怒られそうw)
※ちなみに「ドレミの歌」は
ミュージカル”サウンド・オブ・ミュージック”
の劇中で先生が子供達にドレミ(音階)を教える歌
として作曲されたもので、
以後、子供がドレミを覚えるための歌として
非常に有名な歌となっています。

 

 

思いの外長くなってしまったので、
業界用語としての
”CDEFGAB” についての解説は
またの機会にします♪

 

 

以上、
『いまさら聞けない音楽用語シリーズ』
 ~『ドレミ』の話
でした!

 

 

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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!

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