どうすれば
コンプレックスをプラスの方向に
向けることができるのでしょうか?
今回は
コンプレックスは友達!?
~コンプレックスを
プラスに変える方法とは?
というタイトルで、
マイナスの感情だと思っていた
”コンプレックス”
をプラスの方向に向ける方法について
考えてみようと思います。
『コンプレックス』
だと思っていた事について、
少し掘り下げて考えてみましょう。
音楽的な劣等感には
大きく分けてこの3つがあります。
・テクニック的な劣等感
・感覚的な劣等感(音感やリズム感)
・センス的な劣等感
答えを言うと、
『コンプレックス』
を克服する方法は
『コンプレックスを受け入れる』
ことです。
もっと言うと、
『他人を受け入れる』
ことです。
コンプレックスの正体は
簡単に言うと、
”理想の自分” (=憧れの人)
と
”今の自分”
の間にある(いる)モノ(人)を
『受け入れられない』
という感情です。
”うらやましい”
”くやしい”
という感情に対して
『何らかの反応が出ている状態』
と言えるでしょう。
その中でもやっかいなのが、
『敗北感を感じると、
他の事に置き換えて
その人を下に見ようとする』
という感情です。
症状としては、
”今の自分”と
”理想の自分”(憧れの人)
の間にある ”差” を
”自分の実力や努力以外のモノ”
で埋めようとします。
例えば、
自分ができない事を他の理由に
置き換えるために、
『エラそうな事を言ってみる』
『他人のダメな部分をつつく』
『持論や武勇伝を語りだす』
『やらない理由をそれっぽく語る』
という行為を押し付けます。
このタイプは特に
セミプロで中高年の
ある程度経験もあって
周りから一目置かれるような
こだわりを持っている風な
中途半端なミュージシャンに多い
タイプです。
他人をけなすことで
自分の立場を上げようとする
動きをするので要注意です!
もし、こんな人を見かけたら
そっと離れてください。
実は20代~30代の僕は
こんな人でした。。。
激しく反省しています。
悪い例はここまでにして(笑)
どうやったら
こういう感情をプラスに
持っていけるのでしょうか?
ここがキモです!
『そんな自分を受け入れること!』
そして、
自分を受け入れるために
『他人を認めること!』
僕は他人を認められるように
なったおかげで
自分を認められるようになりました。
自分を認められるようになれば
自分のコンプレックスから生まれる
感情を受け入れられるように
なるんです!
コンプレックスを
プラスにするには
勇気が必要です!
物事を他人のせいに
するのではなく、
『自分のこと』
として受け入れること。
『自分の問題と
他人の問題を
冷静に判断して分離する』
これが
『コンプレックスをプラスにする』
方法です!
コンプレックスには本来
『この人みたいになりたい』
『今よりも良くなりたい』
という期待する気持ちが
根底にあります。
その想いと
『他人と比較する自分』
とを切り離す、
という作業が必要なんです。
『自分ができない理由を
他のモノやコトに置き換えずに、
”自分ごと” として受け入れる』
そのために
『他人ができないコトを
批判したりバカにするのではなく、
その人の頑張りを認める』
という
”素直な気持ち”
を持つこと。
例えるならば、
子供が寝返りをうてるようになった時や
ハイハイができるようになった時、
初めて言葉をしゃべった時のように
『頑張っている姿を
素直に認める気持ち』
を取り戻すんです!
考えてみれば当たり前のこと。
「わざわざヘタクソに弾くわけない」
「わざわざダサく弾くわけない」
「わざわざ間違えてるわけない」
ですよね。
それは、
『自分も同じ』
なんです。
自分ができないことを
認めることができないから、
自分が頑張っていることを
認めることができないから、
自分がダサいことを
認めることができないから、
同じようにできない人に対して
許せない感情が向いてしまうんです。
「ヘタクソな自分」
「ダメな自分」
「ダサい自分」
をバカにするのではなく、
「がんばってる自分」
「努力してる自分」
「前を向いている自分」
を、
『素直に認めること』
ができるようになるために、
『がんばっている他人を認めること』
から初めてみましょう!
コンプレックスは
自分自信の向上心そのものです。
ちゃんと向き合って
認めてあげることで、
素晴らしいプラス方向へと
向けることができますよ♪
今日のお話はここまで。
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それではみなさん
楽しい音楽ライフを!